市立角館総合病院

0187-54-2111

産婦人科

診療科のご紹介(外来・病棟)

婦人科(腫瘍・炎症など)

・当院での手術は初期癌までとなり、進行癌は市立秋田総合病院または秋田大学医学部附属病院へ紹介致します。

生殖医学(月経異常・不妊症など)

・当院では、診断、内服による排卵誘発、人工授精までとなります。注射による排卵誘発、体外授精は秋田大学医学部附属病院に紹介致します。

産科・新生児

・母児の安全を最優先した妊産婦、胎児管理
・35週未満での分娩は、原則として秋田赤十字病院へ搬送します。重症合併症は主に秋田大学医学部附属病院へ搬送します。
・人工呼吸を必要とする新生児は秋田赤十字病院へ搬送し、先天性心疾患や小児外科疾患は秋田大学医学部附属病院へ搬送します。
・退院後も、母乳トラブル、マタニティーブルー、育児困難などの相談に応じます(電話または受診)。
・妊娠中からサポートが必要な方に対しても、仙北市の保健師と連携して対応します。

 外来の受付時間は午前11時までです。ただし、初診の方は10時30分までの受付となります。受付時間以降に来院された方は、急病、重症の方、開業医から紹介があり、受け入れた方以外は診察しませんので、ご了承願います。他科と掛け持ち受診される場合も、11時までに外来にお越し下さいますようお願い申し上げます。
 新患の方は、カルテ作成、カルテ出し等に時間がかかる上、診察にも時間がかかりますので、10時頃までにご来院下さいますようお願い致します。また、高橋先生が来院し、午後に手術がある場合(毎月第3金曜日が多い)は、10時30分で受付を終了させていただきます。

 生徒・学生で、授業の関係で時間内に受診できない場合は、手術や出張等の事情がない限り、朝一番(8時30分)または学校終了後(午後4時30分まで)に診察しますので、産婦人科外来に電話していただき、打ち合わせのうえ受診してください。急に具合が悪くなって朝一番に受診された場合は、看護師に申し出ください。

※里帰り分娩希望の方は、紹介状と産科医療補償制度の登録用紙の控えを持って、妊娠34週頃に里帰りし、実家に着いたらできるだけ早く受診してください。予約は電話で承りますので、予約のための受診は不要です。診察前に検査等がありますので、9時30分までに受付を済ませてください。


ソフロロジー法で快適なお産と意欲的な育児をしましょう

 ソフロロジー法により、お母さんが前向きな気持ちでお産に臨めるとともに、母性意識や育児意欲が高まると言われています。さらに、分娩中にあかちゃんへの酸素供給が悪くなりにくいという副効用もあります。数回の練習ではなかなか難しいと思いますが、チャレンジしてみてください。
 当院は、覚醒時哺乳(生まれて30分以内の哺乳)を実施し、母児同室で保育しています。カンガルーケアーは、保育器のない開発途上国における未熟児哺育時の保育器代わりに 考えられたもので、十分な管理下で実施しないと、呼吸障害による新生児死亡や脳障害をきたすことがありますので、実施しておりません。
 最近、卒乳と称して、こどもが自然に離れるまで授乳して構わないということが宣伝され、2歳を過ぎても授乳しておられる方がいます。栄養面でも問題(現に発達障害になった子もいます)ですし、母も子も横着になります(離乳食を食べさせるより授乳した方が、母も子も楽)。6ヶ月から離乳食を始め、10ヶ月には断乳してください。赤ちゃんが生まれて初めて自分の思い通りにならないことが断乳です。これが最初の躾です。成長に合わせて、やって良いこと、悪いことを教えていかないと、わがままで善悪の区別がつかない子ができあがります。

医師からのワンポイントアドバイス及びお願い

子宮頸がん検診を受けましょう

・ヒトパピローマウィルスの感染により発病するため、最近、20代、30代で増加しています。若い人も積極的に受診してください。

子宮頸がんワクチンの定期接種について

・子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウィルスワクチン)の定期接種が推奨されない状態が続いています。副反応(全身の痛みや運動障害、精神的な問題)が原因ですが、発病者は極めて少数であり、摂取の有用性が上回ると考えています。小学6年生での摂取をお勧めします。

疾病予防について

・30歳以上で出産経験が無い方、糖尿病の方は子宮体がんのハイリスク因子ですので、子宮体がん検診をお勧めします。月経開始日から10日以内で、月経がほぼ終了した頃に受診してください。
・子宮筋腫や内膜症のある方は、女性ホルモンが強いため、体がん検診をお勧めします。同時に、乳がん検診も受けてください。

子宮頸がんワクチンの定期接種について

・妊娠や出産は決して安全なものではありません。年間、約40人の母親が死亡しており、児はその約70倍死亡しています。太りすぎに注意し、妊娠したからといって余計なことはせず、普段通りの生活をしてください。
 妊娠12週以降の旅行などもお勧めできません。

各種制度について

1.産科医療補償制度

 平成21年1月1日以降に、妊娠33週以降、2,000g以上で生まれ、分娩が原因で発症した脳性麻痺(先天性の病気によるものは除く)と診断され、1~2級と判断された場合、医師の過失の有無にかかわらず、療育準備一時金600万円、療育費として年120万円が20歳の誕生日まで支給される制度です。なお、平成27年1月1日以降に生まれた子は、妊娠32週以降、1,400g以上で生まれた場合に、対象が拡大されました。
 当院では、全員に加入していただいております。保険料の1万6,000円は出産・育児一時金から充当されますので、皆様のご負担はございません。なお、脳性麻痺の診断には長期間を要することがありますので、満5歳の誕生日まで、控えを母子手帳に挿むなどして保管してください。
 国保・社保未加入の方や外国人には出産・育児一時金は支給されませんので、生活保護を受けられないかなど、民生委員や市の窓口に相談してください。

2.妊婦健診補助券

 平成26年4月から、妊婦健診補助券の内容に、一部変更がありました。しかし、皆様のご負担には変更無く、異常が発生しなければ、ほぼ無料で健診が受けられます。何らかの異常が発生し、検査や治療を行った場合は、自己負担(通常3割)をご負担願います。
 なお、子宮頸がん検診も含まれていますが、検査機関の違いから、クーポン券はご利用いただけませんので、ご承知置きください。


ヒトパピローマウィルス(子宮頸がん)ワクチン接種について

 子宮頸がんはヒトパピローマウィルスのうち、がん化を来しやすい型に感染する事によって発症します。現在、副作用の問題から、積極的には接種をお勧めしておりません。しかし、接種により感染が70%減少したとの報告もあり、希望される方は産婦人科外来に相談してください。全額、市から補助されます。

1.予約受付

平日の午前11時から12時です。市立角館総合病院(0187-54-2111)に電話し、「子宮がんワクチンの予約をしたい」とお話し下さい。

2.接  種

指定された日の16時(午後4時)までに産婦人科外来にお越し下さい。 小学6年生は保護者の同伴が必要です(厚生労働省よりの通知)。小児科では接種しませんのでご注意ください。

3.次回接種の予約

初回接種後、4週間後と6ヶ月後の予約を行います。6ヶ月後に行う3回目の接種を忘れる方がおります。2回接種では無効ですのでご注意ください。

4.発熱等で接種できなかった場合

その場で別の日の予約を行います。あらかじめ接種できる状態でないことが分かっている場合は、午前11時~12時の間に電話でお知らせください。その際に、別の日の予約を行いますので、都合を確認しておいてください。2種混合ワクチンの前後または同時に接種しても何ら問題はありませんが、副作用が出た場合、どちらの影響かわからなくなりますので、1週間以上ずらされることをお勧めします。


各種検診について

1.平成29年度仙北市子宮頸がん、卵巣超音波検診の予定が決まりました。

 子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス(HPV)感染により起こり、前がん病も含め、若年者で増加しています。性交経験のある10代~30代の方は積極的に受診してください。性交経験のない方は不要です。また、前回何らかの異常が指摘された方は、市の健診ではなく、通常通り病院を受診してください。

〔対象年齢〕

20~39歳は全員、40歳以上は偶数年齢の方

〔予約期間と予約方法〕

平成29年5月18日(木)~平成30年1月12日(金)

〔予約方法〕

上記期間の午前9時~午後3時まで(土日、祝日を除く)
市立角館総合病院医事課に電話し、「市の子宮がん検診、乳がん検診、または両方の検診を申し込みます。」と伝えてください。氏名、生年月日、住所、電話番号、保険種別をお伺いし、実施日を予約させていただきます。

〔専用予約電話番号〕

市立角館総合病院 医事課 0187-54-2145
※代表54-2111には電話しないでください。

〔検診実施期間と実施日〕

平成29年6月1日(木)~平成30年1月祖日(月)の月曜日と木曜日のみ
ただし、祝日・祭日は実施しません。

〔検診当日の受付時間〕

12時45分~13時00分の間に総合受付にお越しください。

〔注意事項〕

・通常の診察で病院を受診された方は、市の検診が無料の対象者でも、受診券を用いて無料検診は適用されません。(通常の保険診療の料金がかかります。)
・これから初回の妊婦健診を受けられる方で、市のがん検診無料の対象者は、妊婦健診の補助券と一緒にがん検診の受診券をご提出ください。
・例年、終了間際に集中し、さらには検診期間を過ぎてからも実施を求められることがありますが、無料の対象者でも期間外の検診は実施しません。また、1日に実施できる人数に限りがありますので、早めに受診してください。

〔料金(自己負担分)〕

・子宮頸がん+卵巣超音波検診…1,300円
・乳がん検診…1,000円

 ただし、仙北市国民健康保険被保険者の方、70歳以上の方、生活保護世帯の方、世帯の全員が市民税非課税の方、子宮頸がん・卵巣超音波検診は20歳と31歳~35歳の方、乳がん検診は40歳、42歳、44歳の方は無料になります。(子宮頸がん・卵巣超音波検診と乳がん検診の無料となる年齢が異なりますのでご注意ください)

 子宮頸がん検診の判定方法がベセスダ方式に統一されました。採取細胞数が少ない場合は、病院での再検査が必要です。再検査を防ぐ意味でも、西木、田沢湖地区の方も、バス検診ではなく、当院で検診を受けることをお勧め致します。
 子宮体がん検診は実施しておりませんので、「 1.」で示したハイリスクの方は、市の検診ではなく、通常どおり午前11時までに病院を受診して検診を受けてください。また、住民検診の対象者は全く病気や症状が無い方です。子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫を指摘されていたり、不正出血がある方、市の検診で精密検査の対象になったことがある方などは住民検診の対象となりません。やはり、通常どおり病院を受診して検診を受けてください。
 卵巣がんは、初期には無症状で、何らかの症状が出た場合は、かなり進行していると考えられます。また、卵巣腫瘍を発見しても、良性か癌かの診断は、MRI、腫瘍マーカーなどの検査をしてもわかるとは限りません。超音波診断を中心に定期的に経過観察をして、悪性の疑いがある場合はもちろん、そうでなくても6cm以上の大きさになったら手術を考慮するようにいわれております。まずは、卵巣腫瘍を発見することが重要ですので、是非、検診を受けてください。
 検診は40歳以上は2年に1回となっていますが、2年に1回で大丈夫ということではなく、予算的な問題ですので、該当しない年度は、病院を受診して検診を受けてください。
 クーポン券をお持ちの際は、予約時にクーポン券を使用する旨をお知らせください。その上、検診時にご持参ください。


3.新生児の聴力検査

 生まれつき難聴があると、言葉の発達も遅れ、保育所等でいじめにあうこともあり、早期に発見して治療することが重要です。(生後に発症する難聴は診断できません)。当科では、全員に聴力検査を実施しております。
現在、県からの補助が廃止され、平成22年4月1日以降から3,500円を負担していただくことになっております。