放射線科
薬の副作用について
造影検査を受ける前の注意事項
造影剤を使用した際に人によってはお薬に負けてしまう事があり、それを“副作用”と呼んでいます。
造影剤投与後数分で起こるものと、数日後におこるものがあり、起こる頻度は個人差が大きく一概には言えません。
一般的には以下のような症状が出る事が知られています。どの症状が出るかは個人差がありますので、決まっていません。
CT造影検査においては、事前に水分を摂取する事で副作用を軽減できることが知られております。安全安心の検査のため、当科では検査前に200mLほどの水分を摂取して頂きます(検査当日に内視鏡検査も行う予定の方は飲めません)。もし数時間~数日後に下記のような症状がでた方はできるだけ早めに当院へ御連絡頂くか、直ちに御来院下さい。
一般的に起こるとされている副作用
悪心 | 嘔吐 | じんま疹 | 咳 | かゆみ |
くしゃみ | 発熱 | 動悸 | めまい | 倦怠感 |
頭痛 | 鼻水 | 顔面発赤 | 呼吸困難 | 急激な血圧低下 |
以下の方は造影剤に対し副作用が出やすいとされています。医師に必ずお申し出下さい。
- 喘息がある方
- アレルギー体質の方
- 腎臓が悪い方
- 今までに造影剤を使って気分が悪くなったり、じんましんが出たことがある方
以下の方は必ず医師にお申し出下さい。
- 授乳中の方(MRI検査で行うガドリニウム造影検査を受けた方は、最低24時間授乳を中止して下さい。)
- 妊娠または妊娠の可能性がある方
- 糖尿病のお薬を飲んでいる方
- 当院にかかる日に別の病院で造影剤を使ったばかりという方