薬剤科
Q&A(よくあるご質問)
- 院外処方せんについて教えてください。
- 【こちら】をご覧ください。
- くすりの使用期限は?
- 残っている薬は原則として処分して下さい。
医療機関で処方されるくすりの多くは、製造後2~5年が使用期限ですので、目安にして下さい。
医師に処方されるくすりは、そのときの症状・状態に応じたものです。いつもらったか分からないくすり、何年も前にもらったくすりなどは、処分しましょう。また、たとえ使用期限内であっても、現在の症状・状態に合っているかは分かりません。自己判断で以前のくすりを使用したり、他の人にあげたりすることは絶対にやめて下さい。
前回と同じくすりを処方してもらうことになったが、前回の分がまだ残っている、という場合もあると思います。
中には使用期限が短いくすりもありますが、医療機関で処方されるくすりの多くは、製造後2~5年が使用期限ですので、目安にして下さい。
ただし、製造後の流通機関や薬局で在庫として保管される期間もありますので、くすりを受け取った時点から考えると、使用期限は2年より短くなることもあります。
また、薬が余っている場合などは、薬局へ相談することで、薬剤師が医師に問い合わせをして、処方を減らし、薬の数を合わせることもできます(残薬調整)。余っている薬がある場合には、かかりつけの薬局へご相談ください。
- こども(幼児)が粉薬を吐き出してしまいます。何か良い方法がありますか?
- 粉薬にぬるま湯を少し加えてペースト状にして、上あごに塗ってから白湯を飲ませるという方法が一般的です。
ミルクには混ぜないで下さい。ミルクの味が変わり、こどもがミルク嫌いになってしまうことがあります。
くすりの量が多いときは、少量の白湯に溶かして、スポイトやスプーンで少しずつ飲ませる方法もあります。
赤ちゃんの場合、ミルクには混ぜないで哺乳瓶の乳首に薬だけを入れて、赤ちゃんの口に入れると反射的に飲んでくれます。その直後に本物のミルクをあげるという方法もあります。薬専用の乳首を用意しましょう。穴が大きくなった古い乳首が飲ませやすいです。また、離乳食を食べている子供の場合、濃い味のアイス(ココア風味など)で薬を包んで飲ませる方法などもあります。お薬によって方法は変わりますので、お薬を受け取る際にご相談ください。