Q&A(よくあるご質問)
- 産科医療補償制度とは何ですか?
- 妊娠32週以降に1,400g以上で生まれ、分娩が原因で発症した脳性麻痺(先天性の病気によるものは除く)と診断され、1~2級と判断された場合に医師の過失の有無にかかわらず、療育準備一時金600万円と療育費として年120万円が20歳の誕生日まで支給される制度で、2009年に創設されました。
当院では、全員に加入していただいており、保険料は出産・育児一時金から充当されます。なお、脳性麻痺の診断には長期間を要することがありますので、満5歳の誕生日まで、控えを母子手帳に挟むなどして保管してください。
2022年1月に制度が改定され、「在胎週数が28週以上」が基準となり、保険料は12,000円となりました。
- 子宮頸がんはどうして発症するのですか?
- 子宮頸がんは、ほとんどがヒトパピローマウィルス(HPV)感染により起こり、前がん病変も含め、若年者で増加しています。性交経験のある10代~30代の方は積極的に受診してください。性交経験のない方の場合は低いと考えられますが、不正出血やその他症状の気になる方は受診をおすすめしています。また、前回何らかの異常が指摘された方は、市の健診ではなく、通常通り病院を受診してください。
- 婦人科検診は2年に1回で大丈夫ですか?
- 市町村検診は40歳以上は2年に1回となっていますが、該当しない年度は、可能であれば病院を受診して年に1回検診を受けてください。
- 新生児の聴力検査は何故するのですか?
- 生まれつき難聴があると、言葉の発達も遅れる可能性があり、早期に発見して治療することが大事です。(生後に発症する難聴は診断できません)。当科では、全員に聴力検査を実施しております。
〔料金(自己負担分)〕
・聴力検査…3,850円