救急外来のご案内
Q&A(よくあるご質問)
- 救急の場合でも紹介状は必要でしょうか?
- 紹介状がなくても救急受診は可能です。ただし、かかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)があれば、病状を把握し、適切な診察をするために役立ちます。
- 救急受診の場合、どうして薬は2日分しか出ないのですか?
- 救急外来では、診察の結果、軽症と判断したら、基本的に最低限の薬の投与や応急処置のみ行い、翌日(または休み明け)の外来受診を薦めております。それは専門的な治療を行えないため、正確な判断が出来ない場合や根本的な治療をするには検査などが不十分なことがあるためです。
- 救急車の呼び方は?
- 明らかに緊急である場合は、救急車(119番)に電話をし、慌てずに救急隊の指示に従ってください。
-呼び方-----------
①119へ電話後、はじめに「救急です」と伝える
②「来てほしい住所(目印でも可)」を伝える
③「具合の悪い方の病状(簡潔に)」を伝える
④「具合の悪い方の年齢(60代など)」を伝える
⑤「あなたの氏名とつながる連絡先」を伝える
【参考リンク】 総務省消防庁「救急車利用マニュアル」
- 救急車を呼ぶ基準が判りません。
- 呼ぶ基準は次のQAを参考としてください。
なお、緊急性のない軽いケガや病気、入退院、通院のためのタクシー代わりは、必ずしも救急車の方が早く診察してもらえるわけではありません。
- 救急車を呼んだ方がよい症状とは?(大人編)
- -頭-------------
1.突然の激しい頭痛
2.突然の高熱
3.支えなしで立てない程、急にふらつく
-顔-------------
4.顔半分が動きにくい、しびれる
5.笑うと口や顔の片方がゆがむ
6.呂律がまわりにくい、うまく話せない
7.視界がかける
8.ものが突然二重に見える
9.顔色が明らかに悪い
-胸や背中----------
10.突然の激痛
11.急な息切れ、呼吸困難
12.胸の中央が締め付けられるような、圧迫されるような痛みが2~3分続く
13.痛む場所が移動する
-腹------------
14.突然の激しい腹痛
15.持続する激しい腹痛
16.吐血や下血がある
-手足------------
17.突然のしびれ
18.突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
この他にも、判断に迷うときや、緊急に病院へ搬送する手段のないときは救急車を要請して下さい。
- 救急車を呼んだ方がよい症状とは?(子供編:15歳未満)
- -頭-------------
1.頭を痛がって痙攣がある
2.頭を強くぶつけて、出血が止まらない、意識がない、痙攣がある
-顔-------------
3.くちびるの色が紫で呼吸が弱い
-胸や背中----------
4.激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しく、顔色が悪い
-腹-------------
5.激しい下痢や嘔吐で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない
6.激しいおなかの痛みで苦しがり、嘔吐が止まらない
7.便に血が混じった
-手足------------
8.手足が硬直している
この他にも、いつもと違う場合や異物混入、様子がおかしい場合も含みます。
- 救急車を呼ぶ程ではないけれど、子供が具合を悪くして困っています。
- 秋田県では夜間におけるお子さんの病気への対応方法や応急処置などを相談できる「こども救急電話相談室」を毎日開設しています。
お子さんの急な高熱、嘔吐、腹痛などで、医療機関を受診するべきか迷った時になど、お気軽にお電話ください。経験豊富な看護師が対応します。
なお、医療行為となる診断や治療は行っておりません。
相談日時 (毎日)19:30~22:30
相談先① #8000(プッシュ回線の固定電話・携帯電話用)
相談先② 018-895-9900(全ての電話)
- 当院以外で現在診療している医療機関はどこですか?
- 「あきた医療情報ガイド」にておおよその情報を検索することができますが、本日診療しているかどうかは、直接医療機関へお問い合わせください。
- 救急受診後、入院したいのですが可能ですか?
- 入院が必要かどうかは医師の診察結果により決まります。
- 今日の担当医を知りたい。
- 常勤医が交代して救急医療にあたっているため、担当医制とはなっていません。
専門的な治療を希望する場合は、外来診療中に受診してください。